コーヒー牛乳「ミルク束縛」が人気急上昇中!その実態とは!?

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千葉県の乳業メーカー、古谷乳業のコーヒー牛乳「ミルク束縛」が現在爆発的にヒットしているようです。

2023年10月より販売を開始し、関東や静岡県のファミリーマートを中心に販売されており、製造数は140万本を突破。今後は全国展開を目指しておられるようです。

今回はそんなコーヒー牛乳の「ミルク束縛」についてと古谷乳業さんの販売背景を調べてみました。

「ミルク束縛」の実態

フルヤ乳業NEWS : 新ブランド「ミルクの束縛」誕生、「ミルクの束縛 ミルクコーヒー」発売のお知らせ
引用:furuya-milk.co.jp

「ミルク束縛」は、コーヒー牛乳であり、生乳75%を使用した濃厚な味わいが特徴です。その他25%は砂糖+コーヒーのみです。

新鮮なミルクが口の中で甘みが広がったり、コーヒー豆のまろやかさも感じることが出来ます。

砂糖は甘いが、後味を残さずすっと消えミルクの味わいがやってくることから牛乳本来の魅力に「束縛」されることから「ミルク束縛」の名前になっています。

またデザイン面でも、ユニークなパッケージデザインが魅力で、茶色と白色の面を使い、棚に陳列されていると人目がつく商品になっています。

販売価格は税込233円、容量は500ml
初見では少し高いイメージを持たれますが、飲んでみると新鮮な生乳、シンプルな味付けにより、満足感を多く得られるはずです!

一般的なコーヒー牛乳は脱脂粉乳を使用する場合がほとんどの中、「ミルク束縛」は絞ったままのミルクを使用されています。その証拠に賞味期限が製造日から12日とされています。

以下ではユーザーの感想を記載しています。

これだけの高評価を得ている「ミルク束縛」は千葉県、東京都中心に販売されていますが、是非早くに全国展開していってもらいたいですね!

古谷乳業の開発背景

「自然と街が調和するモンゴルの田舎風景」の写真

「ミルクの束縛」の開発の背景は、苦境が続く「酪農業界を盛り上げたい」との思いがあるためです。

盛り上げたいと理由としては酪農業界では様々な課題があります。それらの詳細は以下の通りです。

・生産コスト増

令和3年 →3年 令和6年
乳牛1頭あたりの
全算入生産費
約85万 14%増 100万8902円

・少子化により牛乳の消費量が減少傾向

平成3年 →30年 令和6年
一人当たりの
消費量/年間
33.4L 30%減 24.8L

この状況に一夜を報いるために、嗜好(しこう)性が強く、付加価値の高い新たな「ミルクコーヒー」を開発することになりました。

高橋憲二さん(千葉北部酪農農業協同組合代表理事組合長)は「ミルクの束縛」の商品について以下のようにコメントしています。

私たちは、千葉県いすみ市で循環型酪農に取り組み、「食」を通じた消費者との触れ合いを大切にしています。

「ミルクの束縛」すごいネーミングですね。酪農家としてこんな商品作ってほしかったです。

私たちの生産する生乳にスポットを当てて頂いて消費拡大していただくことに、ただただ感謝です。絶対に美味しいに決まっています。皆様たくさん飲んでくださいね。
引用:prtimes.jp

まとめ

今回は「ミルクの束縛」が爆発的に売れている商品についてと開発背景についてまとめてみました。

販売域が関東中心なので、古谷乳業さんには是非とも全国展開していただき、酪農業界を盛り上げていってもらいたいですね。

今後の展開に注目です。

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