『プロレス界の帝王』 高山善廣(57歳)がファンの前に降臨

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『プロレス界の帝王』元プロレスラー・高山善廣支援を目的とした「TAKAYAMANIA EMPIRE3」大会が2024年9月3日実施されました。「TAKAYAMANIA」の開催は2019年8月26日以来の5年ぶりとなり、高山善廣は7年4ヶ月ぶりに高山コールに導かれファンの前に車イス姿で登壇しました。

今、注目となっている高山善廣さんについてと、どういった経緯で車イスなのか深掘りし、まとめました。

高山善廣さんのプロフィール

闘病中レスラー高山善廣、退院「良かれと思って受けた手術」が刺激に…「身体の中も麻痺してたんですね」― スポニチ Sponichi Annex 格闘技
出典:スポニチ

名前
高山善廣(たかやま よしひろ)

生年月日
1966年9月19日生まれ

出身
東京都東京都墨田区

身長
196cm

体重
125kg

血液型
O型

高山善廣さんの来歴

高校時代はラグビー部に、大学時代はアメリカンフットボール部に所属する。

湘南海岸でライフガードのアルバイトをしていた、元ライフセイバーでもある。

※ライフガードとは海水浴場やプールの監視や救助を行う職業

高山善廣さんのプロレス時代

20歳の時に大学を休んで、第一次UWF(興行活動停止後の新日本プロレスとの業務提携時代)の入門テストに合格する。入門するも、ラグビー時代にした肩の怪我が再発したことを言い出さず、1ヶ月ほどで、脱退することになります

プロレスラーへの最初のスタートはUWFインターナショナルに再入門し、1992年6月に金原光弘戦でデビューしました。

そのきっかけは、大学卒業後はフジサンケイグループで営業職として勤務したが、プロレスラーの夢を諦めず、ライフガード時代に知り合った宮戸優光に声をかけられたことになります。

その後、様々な舞台で活躍し、多くのキャリアを残してきた高山善廣さんに悲劇が訪れます。

高山善廣さんの事故による体の状態

2017年5月4日、DDT豊中大会にて、ヤス・ウラノに前方回転エビ固めをかける際に頭部を強打し、緊急搬送され翌日の検査で頸髄損傷および変形性頚椎症という診断になりましたが9/4に約4ヶ月後に頸髄完全損傷であると発表されました

頸髄完全損傷の大怪我は医師から「回復の見込みはない」と言われる重症を負ったベテランレスラーを支援するため、9月4日には「TAKAYAMANIA」の設立されました。諦めず自分の病気を克服し、リングに上がると公言している高山善廣さんを支援したいというファンの方々が多いですね。

高山善廣さんの人物

試合に対する分析力笑いの要素を含めたトーク力を持つことから、『プロレスリング・ノア中継』のレギュラー解説者でありUFCを中継する日テレG+の番組でも解説を務めることがあります。

プロレス界の二台巨頭、馬場・猪木が認めるレスラーである、馬場は当時、他団体の選手である高山に「昔だったら海外に参戦させてやりたかった」といろんなアドバイスをしたり、食事に連れて行ったりと非常に可愛がっていました。猪木も新日本の会長をしていた当時、「プロレス界で一番もっとらしいプロレスラー」と評しており、気に入ったものしか連れていかない「イノキアイランド」にも招待しています。

団体の枠を超えた活躍ぶりから、週刊ゴングの金澤克彦に「プロレス界の帝王」と称され、以降キャッチフレーズとなる。

そして現在、親友の元プロレスラーの鈴木みのるさんが高山善廣さんの病気を克服するために「TAKAYAMANIA」のイベントを運営し、高山善廣さんを様々な方法でサポートされています。

総まとめ

・2017年5月に試合中に大怪我(頸髄完全損傷)を負い現在も肩から下が全く動かない。

・「TAKAYAMANIA」の運営で高山善廣さんを支援するために試合やイベントを実施、難病を克服するために資金調達をされている。

・高山善廣さん自身も今後、病気を克服し、再度、必ずリングに上がることを明言し、日々戦っている。

不運な事故にあった高山善廣さんを応援したい方が増えていって欲しいですね。月日はかかりますが、リングに上がった姿を見たいですね!応援しております!

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